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 内科・外科・胃腸科・肛門科・リハビリテーション科
Jikei Clinic      
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内科・外科・胃腸科・肛門科・ リハビリテーション科
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〒639-1044
奈良県 大和郡山市
小泉町東 1丁目8−7
TEL : 0743−57−6131
FAX : 0743−57−6132
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 機能性食品(健康食品)の役割
         
   
 健康を保つ基本は「食事」であるといわれています。しかし、現代人の食生活が抱えている問題の1つに動物性脂肪の過多があげられています。国民栄養調査によりますと、脂肪の摂取量は年々増えており、1998年以降は適正割合の上限とされている25%を超えているそうです。この結果「肥満」「糖尿病」「高血圧」「狭心症」「心筋梗塞」「脳血管障害」などの生活習慣病の発生が高くなっています。一方、ビタミンやミネラル、カルシウム、鉄分が不足しているそうです。
 
         
     このような栄養バランスの「乱れ」を補うものとしてクローズアップされたのが栄養補助食品です。食品の機能の機能には一次機能の栄養のこと以外に味覚や嗅覚に働く、二次機能があります。さらに、私達の健康、身体能力、心理状態に好ましい影響を与える働き(第三次機能)、例えば、消化器系、循環器系、内分泌系、免疫系、神経系などの生理系統を調節して、健康の維持や健康の回復に好ましい効果を及ぼす働きがあることが知られています。こうした働き(第三次機能)が科学的に明らかにされ、これらの生体調節機能を十分に発現できるよう設計・加工された食品を、一般に機能性食品と呼んでいます。     
         
     以前はただ単に栄養を補助するのが主な目的である栄養補助食品から、最近では生体調節機能を目的に機能性食品(健康食品)が使われています。また、発酵物や民間薬、漢方薬の一部なども機能性食品として世間では誤解されていることがあります。形状としては、食品に近いもの、カプセルや錠剤、ドリンクなど様々なものがあります。    
         
     特定保健用食品は、財団法人日本健康・栄養食品協会が検査を行い、品目別規格基準に適合した製品に対して「JHFA」のマークの表示を許可しています。また、厚生労働省が「特定保健用食品」として認可しています。機能性食品を利用するに当り注意することは、機能性食品はあくまでも食品であり、医薬品ではないということと、食事の代わりになるものではなく、食事で不足する栄養素や成分を補い、生体調節機能により健康をサポートするものであるということです。    
         
      そして、機能性食品を利用する目的をハッキリさせておくことです。「血圧が気になる」「血糖値が気になる」「コレステロール値が気になる」「疲れやすい」などといった具体的な目標を持って機能性食品を利用することが大切です。機能性食品を選ぶには、先ず、製品の原材料、成分、含有量などを細かくチェックすることです。医師、薬剤師、栄養士などに相談するのもひとつです。    
         
     機能性食品は継続することに意味があります。自分にとって最適量を摂取して、当面は3ヶ月を目標にして、その後継続するか問題があれば他の機能性食品に変更して、さらに6ヵ月、1年という長い期間で体調の変化をみながら摂取していきます。万一自分の体調に合わない場合は、機能性食品に詳しい医師、薬剤師、栄養士に相談してみて、不必要ならば摂取する必要はありません。自分に必要なものを上手に活用することで機能性食品は健康維持を補助してくれるのです。    
         


 選び方のポイントは?  〜自分を知り商品を知ることが大事〜
ポイント1  自分の目的をはっきりさせ手段を知ること

栄養補給、血糖値や血圧、免疫力など、機能性食品を摂取する目的は様々です。まず、
自分の目的をハッキリさせましょう。その目的にかなった健康成分を知り、商品を選ぶ
ことが第一です。でも、これだけでは必ずしも目的は達成されません。例えば、"ビタミンB2が口内炎に良い"と言われていますが、ビタミンB2のサプリメントだけを摂っても良くなるとは限りません。

ビタミンB2以外に他のビタミンA、C、E、Dなどが不足しているとその足らない成
分のレベルまでしか効果は上がりません。そこで、マルチビタミンなどで不足した様々
なビタミンやミネラルを総合的に補った上でビタミンB2を摂ると効果的です。 

また、免疫力を上げたいと思って、キノコの機能性食品を摂り始めたとします。キノコ
の機能性食品を欠かさず飲んでおけば、免疫力はどんどん上がるのでしょうか、実はそ
うではありません。亜鉛やセレニウムなどの微量ミネラルやビタミンC、E、B6が欠
乏すると免疫力が下がることが知られています。

必要な栄養成分が総て足りていてこそ、キノコの機能性食品の効果が期待できるのです。
こうなると、機能性食品選びはなかなか大変です。情報を集めたり、専門家に相談したり、総合的なアドバイスに対応できる会社の商品を選んだり、ということも必要なのかも知れません。
 

ポイント2  肝心の成分は足りていますか?

ビタミンCは1日100mgが栄養所要量とされていますが、すぐに分解されるのでよ
り多く摂ったほうが良いとされています。特に喫煙時や飲酒時はビタミンCやB群が大
量に使われます。ビタミンCやB群は水溶性ビタミンですので過剰に摂った場合は、汗
や尿として排出されるので問題はありません。一方、油に溶けるビタミンAやDは過剰
摂取すると蓄積して障害を起こす可能性があるので注意が必要です。また、日本人は慢
性的にカルシウム不足が指摘されていますが、過剰になると泌尿器系結石などの障害を
起こしますのでやはり注意が必要です。 

肝臓に良いとされているウコン、1日にどれだけ飲めばよいのでしょうか。答えは、「不
明」です。肝臓に良いとされているのはウコンに含まれているクルクミンという成分が
重要なのです。沖縄産100%春ウコンには、クルクミンが殆んど含まれていません。
したがって、100%ウコンというだけでは、飲んでも効くのかどうかが分かりません。
製品の1日分の用量中にどれだけクルクミン(主成分)が入っているかが重要なのです。 
機能性食品を選ぶには、その製品の成分をしっかりチェックしてください。
 

ポイント3  機能性食品の評価のしかたは?

まず、1日に摂取し、吸収される栄養成分が充分かどうかを判断します。栄養成分で不
足しているものがあると免疫力が下がり、風邪を引きやすくなるとか疲れやすくなります。また、その他の様々なストレスにも負けやすくなるため、食欲がなくなり、さら
に栄養不足になるという悪循環になります。その上、ストレスがかかっていると胃腸が
働かないため、せっかく摂った栄養成分が吸収されずに排出されることになります。し
たがって、栄養成分が不足していると、あらゆる機能性食品の効能・効果が半減し、正
しい評価ができなくなります。 

次に目的とした効果が得られたかどうかを判断します。例えば、血圧が高い人は、定期
的に血圧を測定して、機能性食品の効果を評価することになります。ただし最高血圧が180を超えるような極端に血圧が高い場合は、医師と相談して下さい。機能性食品は、医薬品と違って即効性はありません。少なくても1〜3ヶ月の期間で評価することになります。また、摂取目安量は、人によって異なりますので漢方薬と同じように加減し、血圧が正常値に近づけば身体に合った機能性食品として評価して良いと考えられます。 

体重や血圧や血糖値、腫瘍マーカーなどの血液検査値など、数値で評価できるものは記
録して摂取前後で評価すると良いでしょう。また、食欲や目覚めのよさ、気分の良さなどの感覚的な変化も見逃さずにチェックすることが重要です。 効いたと実感した機能性食品の成分と量から、日常生活で何が欠けていたのかを見直し、生活習慣の改善をすることにより、健康増進させることが肝要です。
 


Q. 次々にいろんな健康食品が登場しますが、どれが一番いいのか?
機能性食品の選択基準を教えてください。

A. 機能性食品の業者からすれば、「医師の推薦」があれば患者さんも信用しやすいので、何とか医療機関で使ってもらおうと、 熱心に病院・医院に営業に来ます。この時、まったく信用していない医師(保険薬と認められているものは薬である認識していますが、 保険が認められない機能性食品については、大多数の医師は信用していません)は、最初から拒否してしまうでしょう。
 

業者「うちの健康食品は○○○○や××××に効果があるのでぜひ使ってください。」 

私 「十分なデータがあるのなら見せて下さい。少なくとも原産地、及び製造元が確かで十分に品質管理された製品であって、基礎データや臨床データが揃っているのなら、患者さんに安心して紹介できます。きちんとした資料を見せてもらえませんか」 

これで多くの業者はそれ以上の説明することなしに帰ってしまいます。

まず本当に効果があるものか徹底的に調べることが大事です。営業マンや紹介してくれた人の人間性を信じたい気持ちはわかりますが、営業マンは自社製品をいいことばかり言って、悪く言うはずがありません。製品内容を追求すること、機能性食品は、成分の表示義務はありませんが、きちんと表示しているのは自信がある証拠の一つです。

また、医薬品は法律で効果効能や副作用、用量等を記載する義務がありますが、機能性食品はありませんし、逆に、悪質な業者を取り締まる意味で「効果効能を記載してはならない」のです。しかし、考えてみてください。もし八百屋で、「ガンにいいマイタケ」と表示して販売していたら、それは厳密には薬事法違反です。しかしながら、機能性食品と医薬品の境界は曖昧で、実験の結果、医薬品以上の効果が認められる場合も少なくありません。

そこで、使う側の作戦としては、販売員や営業マンに、とことんこれまでのデータ、実験結果を資料として出してもらうことです。また、おちいりやすい過ちは「治った体験談」です。「末期ガンが20人も治った。」「スゴーイ」と思いがちですが、「それは100人か千人か、1万人か、何人試しての結果ですか?」と確認する(実際には不可能かもしれませんが)ことも必要になってくるでしょう。
 

 持っておかないといけない視点
「売れているものほど、悪徳業者が便乗している」
食品関係の知識と心理学の見地に立てば、悪徳健康食品会社の手口はだいたい分かります。
というのは、悪徳健康食品会社は「困っている人々の足元」をきっちり見てきます。困っている人はワラにもすがる思いです。つまり「何とかしなければ助からない、何かいいものはないのか?」と常に焦っているので冷静ではありません。そんな冷静ではないところに、あたかも「これは絶対に効く!」みたいな言われ方をされたら、普通は手にとってしまいます。それが、本屋さんで名前を目にしたことがあればあるほど安心して確かめずに買ってしまいます。

日本はモノマネ社会です。アメリカのような個性が尊重される社会ではモノマネは恥だという気持ちはありますが、日本にはありません。いいものはすぐに取り入れようとします。たとえそれが悪徳業者ではなくても、ブームならば便乗して機能性食品(健康食品)を売り出す食品会社はいくらでもあります。そんな悪徳業者や便乗業者の出す商品の質が良いわけがありません。
もし、そんな質の悪い「ニセモノ」や「粗悪品」を買ってしまったらとり返しのつかないことになります。
 
「今、たまたまブームなだけかもしれない」
日本人は非常に移り気です。たとえば、何年も前に流行した紅茶キノコとか尿療法、野菜スープなどブームになったものは数多くありました。 普通の食品でいえばナタデココやティラミスやチーズ蒸しパン等のブームはいったいどこにいってしまったのでしょうか? 売れている機能性食品も単なるブームに乗っているだけのものも多いです。実際には本に書かれているような効果はたいして出なかったとして、 2〜3年もたてばどこかに消えていってしまうものが多いので、新しく出てきたものは本物かどうか疑ってかかるべきでしょうね。


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